境内入り口に新たに植樹しました桜の木。
2月の早いころから花をつける「河津桜」ということで植えてもらったんですが、これがなかなか咲かない。
節分前には西之表の方で、同じ河津桜が咲き始めたというニュースもあったので、「植え替えして初めての春だから今年は花は難しいのかなぁ」と諦め半分、「いや、今年はソメイヨシノも開花が遅れているしひょっとしたら」と希望半分でいましたら3月の末も末、、、
咲きました!
おかげで4月の5日の春の例祭の際にはちょうど見ごろでした。
結果オーライ。これも神サァの計らいかと思ったところでした。
が、それもつかの間。
境内の木を診てもらっている樹木医さんが見て、
「これはカワヅじゃなくてヨウコウかもしれんねぇ」とポツリ。
いづれも寒緋桜を片親としていて花の色は紅が強いんだとか。
違うのは開花の時期で、早咲きの河津桜に対して陽光桜は染井吉野と同様の3月下旬~4月頭とのこと。
これをきっかけに桜の品種をネットで調べてみましたが、数の多さにびっくりしました!
栽培品種、変種のカウントの仕方でだいぶ幅があるようですが300~600種類もの桜があるそうです!!
閑話休題、先出の樹木医さんの仰るには「植え替えもしたし、来年見てみないと確実なことはなんとも」とのことでこの件は来春に持ち越しです。
綺麗な花を見せてくれただけで満足ですが、だからこそ名前が知りたくなってしまうというのは人情でしょうか。
「何の木の花とは知らず匂ひかな」芭蕉
松原神社 禰宜 拝