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社殿改修工事経過Ⅰ

今日もお天気がよく、暑くなってきました。

沖縄、奄美は梅雨入りしてはや二週間。こちらもそろそろという時期の筈ですが…

今年の西日本は例年より雨が多いとの予報も出ていますが、今年ばかりは手ごころのほしいところ。

というのも私があまり気圧の低いのが得意でないというのもありますが、なんといっても今年は、

4月22日の記事(http://matsubarajinja.com/2017/04/22/社殿改修工事着手/)でも触れましたように御社殿の改修工事を行っているからです。

特に出来上がりの見栄えを左右する塗装は湿気や降雨がネックになってきます。

作業の進捗自体も遅れますし、今年はあまり派手に降ってほしくないところです。

今回はこの改修工事についての経過報告です。

下は作業開始前の全景です。

↓こちらが5月21日の写真

パッと見では足場も掛かっているので分かりにくいですが、大きく違いが確認できるのが社殿前の高欄部分です。

 

左右見比べてもらうと一目瞭然。右が高圧洗浄で旧い塗装を落とした状態です。

このあと必要部分は補修を加え、下地の処理を行い、下塗り、中塗り、上塗りと色を載せていきます。

今後の雨も考慮して、前面から優先的に作業を進めてもらっているのですが、一番表側にある拝殿では一足先に塗りの作業に入っています

コンクリートや木部の肌を綺麗に整えて下塗りの状態。丁寧に仕事をしていただいています。

 赤色部分の中塗りを終えた状態。これだけでも非常に綺麗です。

日々進んでいく作業の様子を見て感じることが二つ。

一つは職人さんってすごい、ということ。

これで飯食っとるんやで当たり前や!」と怒られそうですが、本当にすごい。

これから上塗りすると、若干浮いて見えている下地の肌の感じもわからなくなるそうですが、既にローラー目、刷毛目は素人にはわからないレベルです。

そしてもう一つは、塗料の臭いがキツイということ(笑)

事前に分かっていましたし、半分は冗談ですが、やはり社殿内部の塗り直しの際にはご祈願の停止が必要そうです。安産祈願に来られた妊婦さんに気分が悪くなってもらっては元も子もないですから。

お詣りの皆さまには引き続きご不便お掛けしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

松原神社 禰宜 拝

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