7月3日、23日に当松原神社境内にて恒例の六月灯が行われました。
3日は境内にあるお末社(稲荷社・厳島社)の六月灯、23日が御本社の六月灯です。
六月灯の起源は島津家十九代寛陽公が新照院にあった上山寺の観音堂に灯籠を奉納したのが始まりとされ、
鹿児島に特有の献灯行事であり、夏の風物詩となっています。
松原神社本社のお祭りは特に御祭神(島津貴久公)の命日が旧暦6月23日であることに因んでおり、
かつては「ダイツサァのロッガッドー(大中様の六月灯)」として大変な賑わいを見せたようです。
ご神前に賑々しく灯籠を灯し明かすのも神様へのひとつのお供えです。
灯籠の絵は毎年近くの小学生に描いてもらっています。
子供たちの思い思いの絵に神様も目を細めておられることと思います。
暑い夏を乗り越え、残り半年を皆さまご健勝にすごされますよう!
松原神社 禰宜 拝